家づくり

え、その土地に?断られ続けた理由

積み立て姉さん

沖縄生まれ・沖縄育ち/ シングルマザー/一人娘あり/ 家づくり・沖縄での暮らし について発信。

7件の会社を回り、話を聞いてもらうと断られ続けた我が家。

実家を継いで、家を建て替えよう、と考えている方の参考になるかもしれません。

親から引き継いだその家、その土地、大丈夫ですか………?

難色を示す、建築会社の担当者たち

我が家は築47年。

しかも土地は県有地を借りています。

47年前の建築法に基づいて建てられていて、隣近所もみんな同じような昭和の建物です。

会社回りを始めた頃、何の知識もなく、建てたいと言えば建ててもらえるんだろう、くらいに考えていました。

始めは親身になって話を聞いてくれた建築会社の担当者たち。

「自宅を確認したいので、ご住所を教えて下さい!」と言われて伝えると

Google earthを見ながら硬い表情になっていく担当者さん…。

「………ここを建て替えるんですか?」
後日、折り返し致します。

と言って帰され、その後連絡がない会社もありました。

その土地に住まなくてはいけない理由があります?

とマンションをすすめてきた担当者さんもいました。

今の家を売って、郊外に土地を買った方がいいんじゃないかと思う

断られてる………?

なんで…?

明確な理由がわからず、モヤモヤを抱える私と母なのでした。 

無知な私に誠心誠意伝える営業マン

その点、T匠さんはとても親切でした。

T匠さん
あの、再建築不可物件、ってご存知ですか?

と丁寧に話してくれました…。

「接道義務」

接道義務(せつどうぎむ)とは、建築基準法(以下「法」)第43条の規定により、建築物の敷地が、道路に2メートル(ないし3メートル)以上接しなければならないとする義務をいう。

ー略ー

古い市街地には、建築基準法の道路に全く接していない(例えば幅員1.8メートル未満の道路にしか接していない)敷地や、

周囲を宅地に囲まれ、実際に道路に出入りできる部分の幅が2メートルに満たない敷地が存在している。

法律上は、原則としてこうした敷地では再建築できず、例外規定による許可も現実の危険性が予想される場合には受けられないことも考えられる。

道路から奥まった建物が建て替えも売却もできなくなっているケースが実際に見られる。

Wikipediaより

家の前の道が2m以上の道幅がないと、家を建てることはできない、と言う法律です。

どうして「2m」なのかというと、消防車や救急車がスムーズに通れるようにする必要があるから、だそう。

T匠さん
災害をきっかけに、道路の在り方を見直して作られた法律なんですよ

違反全開!!!

あぁ、担当者たちが一気に暗い表情になって、「早く帰って」って態度に変わった理由はそれだったんですね………。

何も知らずに『家、建てるぞー!』と浮かれてた自分が超恥ずかしい!!!

T匠さん
道路の中心線から2mの範囲を道路とみなして『セットバック』する必要があります。

T匠さん
家の対面側が崖や川などになっているなら、片側だけ4mの地点までセットバックする可能性もあります。

げっ、家の前の道幅は車が一台やっとの幅しかない上、家の横に川が流れてる……。

https://souzoku.asahi.com/article/13715173より引用

前を2m削って、横を4m削る…。

無知な私に、真摯に向き合ってくれるT匠さんが追い打ちをかけてきます。

T匠さん
今の家より小さくなる上、周囲に難ありのため追加工事費用も発生します。ウワモノだけで4,000万越えてくると思います…。

建て替えができない土地

無知、って本当に罪です。

電話で断ることもできたはずなのに、2回目の打ち合わせの時間を設けて、

1円にもならないのに丁寧に教えてくれた…。

T匠さんは、誠実な会社です。

ご縁がある方には、本当におすすめの会社です。

こんな土地に住む私たちにさえこんなに親切なんだから、施主ともなれば、すごく力になってくれると思います。

私と母は、言葉もなく、帰りの車内はお葬式の帰り道のように

暗く、会話もなく…。

家路に着きました……。

なすすべもなく

そこからしばらくは、やる気が起こらずに、もう諦めかかっていました。

賃貸なら安くつくし、3人暮らしなのに家なんかなくてもいいんじゃない?と自分に言い聞かせ。

中古マンション情報を調べる日々にシフトしていきました。

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